配達員にとってのNGワード。誤配

物流業界に入って初めて使う言葉だった。ゴハイ、

文字通り、誤って配達する事。

誤配しないように気を付けて、と誰もが教わる。

住所と名前が荷物に書いてあるんだから間違うわけない。誰もがみんなそう思う。自分もそうだった。誤配なんてするわけないとね。

でも、誤配したことがない配達員は、ほぼいないと言ってもいいだろう。

誤配はなぜ起こるのか?誤配してしまった時初めて、まさか自分が。。となる

その要因は様々であるが、総じて原因と言えるのは、

思い込みか、確認不足

何でもない通常運転でひとつの配達をこなすだけなら、誤配は普通、起こらない。

配達員の業務は忙しい。そこに様々な要因が複雑に絡みこみ、そのすべてに対応すべく、二手三手同時に業務をこなしながら配達する事を要求される。事故や誤配はそのすぐ背面に潜んで、こちらを伺っているのだ。

ミスや失敗が好きな人間はいない。誰だって無事に業務を終えたい。

分かっていても、再確認。これが思い込みと未確認の対義語だと、私は思う。

ご安全に。

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