軽貨物の案件には様々な稼動スタイルがある。

私は未経験でこの世界に入りたてのころ、とにかく、がむしゃらに走って、何とか目の前の荷物配るだけの、息ができない400メートル走なような毎日を送っていた。

所属していた社長さんはとても気にかけて下さり、感謝の気持ちは間違いなかった。

だが、毎日こう思っていた。

この先に、何があるんだろう。

個数を持てば稼げる、と、言うけれど、労力に見合う報酬だったかは、正直。

僕は配達員を辞めた。この先に展望は無いと。

そこから僕が、運送業会社法人の代表になった経緯は、後述することにする。

社長業って、本当ににワクワクする。

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