昨日発表された、ウーバーイーツ配達の3件同時配達について、ネットがざわついている。

本来1件ずつオファーを受けてその都度配達料と配達距離がいくらと表示され、受けるか受けないかは配達員の自由。回数をこなせばこなすほど報酬が増える、という仕組みだったか、昨年から大幅に配達単価の見直しが進んでいる。

当初、配達は1件ずつのオファーで一件あたり300円という最低基準料金が示されているが、これにブースト倍率と、ウーバー独自の配達調整金と言う加算がついて実質には高報酬高単価を実現させていたが、配達料金の見直しがなされた以降は、ダブル配達500円台、調整金は付かない。といった現状であった。

さらにここへ来てトリプル配達開始となると、更なる配達単価の減額となることは容易に推測できる。

この配達単価減額の要因は、物価高やインボイス対策など様々あると考えるが、大きな要因は配達員の飽和だろう。

手軽に稼げるウーバーイーツ配達、稼げる様子はTwitterなどSNSで拡散され世に広まり、今や専業稼働している配達員も多くいる。

今回の業態変更で打撃を受ける配達員は少なくないだろう。いつまでも都合よく収入がとれるとは思ってもいないが、これだけ増えたウーバー配達員は、もう他の仕事に転換もできずこのまま低賃金で配達するしかなく、ウーバーイーツの浸透は、の思惑通り社会に根付いた。

今後のウーバーイーツ配達がどの方向へ進むのか。一配達員として行く末を見守りたいと思う。

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