案件をこなす上で、会社代表同士のやり取りは当然にある。
当方、まだまだ駆け出し、案件の回し方を教わってもいる立場だろうか。
法人代表は、ドライバーを束ねている。それに付随して案件も束ねている。
案件は、単価、配送内容、車両、時間帯、シフトなど様々あり、代表の立場と案件のレベルは付き合いや背景などをみても根深く絡み付いているものだ。当然大切に守っている案件はあるだろう。
先日、こんな目に遭った。
当方のドライバーが誤配し、その責任をとれと。
まずは謝罪、事実確認、改善策、今後予想される対応、今後のドライバー教育、稼働は継続できるのか。
説明したが聞く耳を持たず、落とし前をつけろ、の一点張り。
電話の相手は会社の代表だ。ヤクザではない、だろう。
長々と話を聞くだけの2時間、翌朝の対応まで練り上げ、早朝から連絡を細かく入れていたところ、結局は取引打ちきりのと連絡がきた。
正直、こちらからお断りしたい腹だったのでむしろ好都合ではあったのだが、昨夜のあの、何の生産性もない深夜の貴重な時間を無駄にした事は、しごく、虚無感でしかない。
利害や信頼関係にキズをつけた結果は猛省している。
代表としての立ち振舞いは、損害や血圧上昇時に現れ、鏡でもみない限りその様は、自らには見えない醜態をさらしている。
トラブル対応の時ほど、頭を働かせたいものだ。
肝に据えて、新しい案件スタートの準備だ。